シートパッキングを積層成型したスリーブパッキングを挿入したコックで、低圧用の水面計・液面計と組合せて使用されます。 スリーブパッキングはなかなか磨耗せず、長期使用にも耐え、漏洩が生じた場合にはタイトニングナットを締めて漏洩を止めることができます。
(数回増し締めを行った後は、パッキングの弾性がなくなり増し締めが効かなくなりますので、その時は交換して下さい。)
全ての型式のコックにはガラスが破損した場合に熱水の噴出を防ぐために、下部弁に球弁(チェックボール)が挿入されています。
最も標準的なゲージコックで、材質はSF、SUS、FCD、CACがあります。
ゲージコック本体と水面計を取り付けるホルダーと呼ばれる部品から成ります。水面計を取り外す際、水面計をホルダーごと取り外せるので水面計の整備点検の時に便利です。
KD型と同様、ゲージコック本体と水面計を取り付けるホルダーと呼ばれる部品から成ります。KD−2型では上部コックにバルブによる開閉も行えるようになっています。球弁(チェックボール)は下部だけでなく上部にも挿入されています。
水面計を希望の角度に傾斜して取り付けることができるような構造になっています。KD型と同様、ゲージコック本体と水面計を取り付けるホルダーと呼ばれる部品から成ります。