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ドラム水面計水位誤差計算法

ドラム水面計下部連通管の位置Aにおける圧力はドラム内蒸気圧力と水面までの高さHに水の比重ρをかけた値との和となります。
ドラム内蒸気圧力はドラム内どこでも均一ですから無視します。

ドラム水面計水位誤差計算法
  ドラム内 水面計内 単位
水の温度 T1 T2
水の比重 ρ1 ρ2 kg/cm3
水位の高さ H1 H2 cm

A点におけるドラム内の水頭圧と水面計内の水頭圧は等しい。
H1・ρ1=H2・ρ2 (1)
水位の誤差は
H1−H2=H2(ρ2/ρ1−1) (2)

水温 比重 水温 比重
0 1.000 300 0.712
100 0.958 310 0.691
150 0.917 320 0.667
170 0.898 330 0.640
200 0.865 340 0.610
220 0.840 350 0.574
250 0.799 360 0.527
270 0.767 370 0.452

式(2)より水位の誤差は連通管の高さと比重の比に比例します。
水温が低いときは比重の変化が小さいので誤差はそれほど大きくはなりません。

<例1>
ドラム内が200℃水面計内が170℃とすると
H1−H2=H2(0.898/0.865−1)=H2x0.04
誤差はH2の4%程度となります。

<例2>
ドラム内が300℃水面計内が270℃とすると
H1−H2=H2(0.767/0.712−1)=H2x0.08
誤差はH2の8%程度となります。

<例3>
ドラム内が360℃水面計内が330℃とすると
H1−H2=H2(0.640/0.527−1)=H2x0.21
誤差はH2の21%程度となります。

上記のようにドラム内と水面計の温度差が同じ30℃でも温度が高くなるほど誤差は大きくなります。

ボイラ水に添加する清缶剤により水の比重が大きくなると水面計内の水は純水に近くなるため比重の差がさらに大きくなります。

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